ブログやSNSで売れる人になるには、「応援されるチカラ」が必要です。
どんなに頑張って、「私の商品・サービスはすごいんです」と自分で発信しても、なかなか聞いてもらえません。
情報があふれかえっている今の時代は、とくに本人発の情報よりも、第三者(とくに信頼できる人)の声の方が圧倒的に強いのです。
インスタでも、ブランドの公式が書くよりも、人気インスタグラマーが商品について書いた方が売れるという現象が起きています。
では、どうすれば「応援される人」になれるのでしょうか?
応援される人になる方法

「応援される人になるには、まずは自分が応援することだよ!さあ、私のことをシェアしてよ!」
みたいなことを言う起業塾なども多いと聞きますが、ここではそういう手法ではなく、SNSで「何を発信するか」ということを考えていきたいと思います。
この人を応援したい!と思う人はどんな人かと考えたら、その人が、
- どんな思いでその仕事をしているか、
- どんな人のために、何を変えたくてやっているか
- どんな社会をつくりたいのか
- どんな未来を実現したいのか
- その商品・サービスを通して何を伝えたいのか
そんなことが明確な人ではないでしょうか。
なぜ、自分が今この仕事をしているか。
なぜ、自分なのか。
そこがしっかり語れる人は魅力的です。
そこに人は共感し、
この人の話が聞きたい
この人のそばに行けば何か変わりそうと
その人に期待を寄せるのです。
「自分はなぜこの仕事をしているか」
考えてみたら、まずは「自分事の理由」が見つかります。
- こんなきっかけではじめた
- 自分がこんなことに悩んでいたから
- このサービスが自分を救ってくれたから
でも、それだけでは相手の心は動きません。
自分事の理由から一歩進んで、社会性と時代性のある理由が語れる人。
それが応援される人の定義ではないでしょうか。
たとえば、私の場合は、10年前に育休復帰に失敗して会社を辞めました。
そこから、ブログを立ち上げ、ゼロから仕事をつくり出してきました。
その経験から、子育てや介護や自分自身や家族の心身の病気など何があっても、人はゼロから仕事をつくり出せるということを伝えたくてこの仕事をしています。
単に売れる文章が書けるよ!
思わずクリックしちゃう言葉が書けるよ!
みたいなことではないのです。
その想いに共感してくれる人が応援してくれます。
そうやって、想いを伝えることで、自分の協力者だったり、自分を押し上げてくれる人が集まってきてくれるのです。
わたし自身はまだまだですが、応援される人というのは、本当にビジネスがうまくいくなぁとひしひしと感じています。
応援したくなる3つのタイプ
「応援したくなる人には、3つのタイプがある」と定義しました。
- 自分の思いを託せる人
- 社会を変えてくれそうな人
- 成長を見守りたくなる人
1.自分の思いを託せる人
あー、私もそう思ってた。
私の苦しみをわかってくれる人だ。
みたいな共感型か、
この人みたいになりたい!と
思うような憧れ型か。
いずれにせよ、自分の思いをこの人に託したい!
この人なら私の願いを叶えてくれそう!
そんな人です。
2.社会を変えてくれそうな人
1よりももうちょっと広い範囲で、個人的な自分の思いというよりも、
今の時代の社会的な課題を解決してくれそうな人も応援したくなります。
たとえば、ベビーシッターの会社を立ち上げた人や、サスティナブルな商品を売っている人、新しい農業のカタチに挑戦している人、老舗の後継ぎとなってがんばっている人等は応援したくなります。
3.成長を見守りたくなる人
デビューしたばかりのアイドルや、仮面ライダーに出ている若手俳優のイメージです。
特別歌がうまいとか演技がうまいとかではないけど、応援したくなる。
高校球児とかもそうですね。
起業家や個人事業主でも、そんなにすごい才能があるかはわからないけど、「この人がんばっているから応援したい」と思わせる人がいます。
発信の内容を意識して、応援される人になろう
応援される人になるには、「読者の役に立つ記事」をひたすら書くのではなく、「自分はなぜこの仕事をしているのか」という熱い想いの部分を出していくのが大切だと思います。
そして、その「思い」が自分に矢印が向いたものではなく、今の時代、今の社会に対して自分が何をできるかという視点で語られていることがポイントです。
自分はなぜこの仕事をしているか、を言語化しよう
そして、それをしっかり「自分の言葉」で言語化するのが大事です。
思っているだけでは相手に伝わらないし、自分だけがわかる言葉や同業者がみんな使っているような言葉では、相手の心に刺さらないからです。
「自分の仕事にかける思いを、自分だけの言葉で伝えたい」
そんな方のためのセミナーをします。
2時間で「自分の言葉で、自分だけの仕事をつくる」ための特別セミナーです。
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